塚田トオル's Blog

還暦間近のおっさんが綴る雑記録

『シンゴジラ』

いろんな役者が出てましたね。二三秒しか出ていなかった人も含めると、何人出ていたのか。
ゴジラは最初出てきたとき何とも気持ち悪いブヨブヨした生き物で「なんじゃこりゃ」と思った。
一回海に引っ込んで、次に出てきたときはだいぶ見慣れたゴジラの形に。
ゴジラを倒そうとする政府の官僚たちはみんな無表情で早口。「結論を早く出さねば」と言いながら、根回しと会議はしなくちゃならない。
総理大臣にも、事実上専権事項がないというのは情けない。なんでも「総理、ご決断を」と言われ、責任だけは取らされる。「オレが決めたわけじゃないのになぁ」というのは、まあどの世界でもよくあること。
そして気がつけば不覚にも寝落ち。丁度、核爆弾ではなく血液凝固剤で殺そうということになり、それを投与するというあたり。まあ一番のクライマックスだったかも知れないので、庵野秀明には申し訳ないことをした。
昔の怪獣映画は、CGはさすがにショボかったけど、僕が子どもだったせいもあるとは思うが、迫力とかリアリティーは『シンゴジラ』の比ではなかった。
日系人で米政府高官の役で出ていた石原さとみはあまり似合ってなくて、一人浮いている感じがしました。やっぱり美人だから?というか美人過ぎるのかな。他の出演者との統一感がなくて、違和感を感じました。