塚田トオル's Blog

還暦間近のおっさんが綴る雑記録

『ナラタージュ』

ナラタージュ”はナレーションとモンタージュが合わさった言葉とのこと。ナレーションに沿って画面が展開するという映画の場面の技法だそうである。
高校時代の教師、葉山貴司(松本潤)にひたすら愛を傾ける工藤泉(有村架純)。工藤らは母校演劇部の難局に助っ人として呼ばれ、文化祭公演の手伝いを頼まれる。久しぶりに会った同級生たちとの旧交を温める一方、かつて恋い焦がれた葉山にも工藤は再会することになる。工藤の決して消えることのなかった葉山への恋慕の情は、再び燃え上がることになる。演劇部の助っ人には工藤に想いを寄せる小野(坂口健太郎)もいて、どうしても消せない葉山への不毛な想いを抱きつつ、工藤は小野との付き合いを始めることを決心する。そんな折り、工藤は葉山の妻はメンタルを病んで北海道の実家に戻ったきり帰ってこない。ただし葉山は妻の境遇についても気にかけている。工藤は結局妻のところに帰って行くんだったかな?
それほど以前に読んだわけではないのに、ストーリーについては朧気にしか憶えていない。映画は見ていないけれど、坂口健太郎は役柄に合っているような気がした。でも松潤はどうかなと思うし、それを言えば、有村架純にしても子どもっぽくて役に合っていないような気がした。